【管理人コメント】
ルクセンブルクにおける感染状況及び制限措置についての情報です。感染状況は落ち着いていますが、ワクチン接種率の伸び悩みを受けれ「Covid Check」制度の強化が予定されています。詳細は以下およびリンクにてご確認ください。
【以下引用】
「Covid Check」制度の強化
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10月8日、ルクセンブルク政府は、ルクセンブルクの新型コロナ ウイルス感染状況及び今後の措置等について政府会見を行いました 。概要は以下のとおりです。
●本年10月19日から12月18日までの施行予定となる改正新 型コロナ法に関し、ワクチン接種率の伸び悩みを受け、「 Covid Check」制度をより厳しくする。
●新しい「Covid Check」制度は11月1日から施行される。新制度では、その 場で実施される簡易抗原検査は認められなくなる。
●10月18日以降、接客業や屋内のレジャー活動において「Co vid Check」が義務化される。また、職場においても「Covid Check」を任意に導入することができる。
●政府の目標は、ルクセンブルクでのワクチン接種率を80~85 %に到達させること。
●2000人以下の集会は「Covid Check」制度を利用し開催することができる。
●今後、WHOが承認したワクチンによる第三国のワクチン証明書 を認めていきたいと考えている。
1 新型コロナウイルス感染状況
(1)現在、ルクセンブルクの感染者数は安定している。昨年の同 時期と比較して、病院の状況は改善しており、現在、集中治療患者 はわずか5人である。ワクチン接種は、感染者数及び入院者数等の 数字に大きな影響を与えている。現在、人口の73.8% がワクチン接種を終えている。しかし、感染リスクが高いとされて いる60歳以上の国民の約17%がワクチン未接種であることは問 題である。
(2)ワクチン接種キャンペーンにより、多くの国民がワクチンを 接種することができたが、ここ数週間、ワクチン接種率が伸び悩ん でいる。現在の数値では、今後数週間で感染者や入院者が増加した 場合、医療システムにとって大きなリスクとなる。
(3)今後、ワクチン未接種者が感染し、死亡者が出る可能性もあ る。ワクチン接種は、パンデミックから抜け出し、制限のない生活 を送るための唯一の方法である。
2 今後の措置
(1)ワクチンを接種したくない少数の人のために感染が拡大し、 ロックダウンするリスクを冒すことはできない。そのため、11月 1日以降、より厳格な「Covid Check」体制が実施される。政府は、ホテル、レストラン、カ フェなどのHORESCA部門において、より厳しい「Covid Check」体制を敷くとともに、企業においても任意で「Cov id Check」を実施することを決定した。それぞれの企業及び組織 において「Covid Check」をどのように実施するかは、各企業が決めることがで きる。「Covid Check」を実施できない場所においては、マスクを着用し、ソ ーシャルディスタンスを遵守しなければならない。
(2)特にワクチン接種済みの人から、企業においても「Covi d Check」制度を採用してほしいという要望が多く寄せられてい る。改正新型コロナ法により、職場でより正常な状態が実現するこ ととなる。
(3)しかし、「Covid Check」によって誤った安心感が与えられるべきではない。そ のため、今後は、「Covid Check」の際にその場で実施された簡易抗原検査は認められな くなる。ただし、学校における週に2回の子どもに対する簡易抗原 検査は引き続き実施される。
(4)「Covid Check」制度の対象年齢は6歳から12歳に引き上げられ、1 2歳以下の子どもには同制度は課せられない。健康上の理由でワク チンを受けられない人には、引き続き無料でPCR検査を受けられ るバウチャーが配布される。
(5)2000人までの集会は「Covid Check」制度を利用し開催することができるが、2000人を 超える場合には、主催者は事前に保健省に申請する必要がある。
(6)第三国のワクチン接種証明書の認証に関し、ルクセンブルク はこれまで欧州委員会の決定を待っていたが、時間がかかりすぎて いるところ、今後、WHOが承認したワクチンによる第三国のワク チン証明書を認めていきたいと考えている。
3 ワクチン戦略
(1)ルクセンブルク市内におけるヴィクトル・ユーゴーホールの ほか、Ettelbruck及びEsch-Belvalのワクチ ンセンターが10月16日から12月16日まで営業を再開する。 ヴィクトル・ユーゴー会場では、予約なしでワクチンを接種するこ とができる。予防接種率が全国平均よりも低い市町村においても、 追加的なワクチン接種が実施される。
(2)改正新型コロナ法の施行は12月18日までを予定している 。状況がより好転すれば、 この措置を早めに中止する可能性もある。当国政府は、 国民の約80~87%がワクチンを接種済みとなっている他国の状 況に注目しており、ルクセンブルクでもこの数値を目標としている 。
4 質疑応答
(1)(75歳以上を対象とする3回目のワクチン(ブースター接 種)に関し、現在どのような状況か。)75歳以上の方には個別に 手紙を出している。
(2)(ジョンソン&ジョンソンのワクチンを接種した人もブース ター接種を受けるべきか。)現在、感染症高等評議会(CSMI) がこの問題に取り組んでおり、意見を待っている状況である。
(3)(職場における「Covid Check」制度を遵守したくない人はどうなるのか。)どのよう に「Covid Check」制度を実施するかは、何も規定されていないので、雇 用主が決める必要がある。これは民間企業の場合も公務員の場合も 同様である。
(4)(「Covid Check」制度は、いつから企業において実施できるのか。)改 正新型コロナ法の施行後から実施可能で、11月1日からはより厳 格な「Covid Check」制度が実施される。したがって、11月1日までは、 職場における「Covid Check」制度の中で簡易抗原検査が認められるが、11月1日 以降は認められなくなる。
(5)(認証された簡易抗原検査の提供範囲を拡大する予定はある か。)現在、すでに提供している。
(6)(「Covid Check」制度をスポーツ分野にも導入する予定はあるか。)現 在、「Covid Check」制度は、スポーツ部門や文化部門でも実施されている が、より厳格な「Covid Check」体制が導入されても、これらの部門での実施に変更は ない。
(7)(ワクチン接種が義務化され、二階級社会になるのではない かと心配している人たちにはどのように説明するか。) ワクチン接種は義務化されることはなく、PCR検査など他の選択 肢もあるが、政府の措置がワクチンを接種していない人たちを楽に するものではないことは隠していない。 自分がワクチンを接種したときも、専門家や医師を信じた。 疑問や質問があれば、いつでも医師などに相談することができる。 ワクチン接種の目的は、我々の自由を取り戻すことである。
(8)(ワクチンの在庫はあるか。)使い切れないほどのワクチン があるが、残念ながら、我々が望んでいるワクチン接種率には到達 していない。政府は、今後も必要な努力を続けていく。政府は、C OVAXの活動にも参加しており、最近ではカーボベルデにワクチ ンを供与した。
(9)(政府が目指すワクチン接種率はどのくらいか。)80%か ら85%である。
(10)(エッシュ(Esch)市やその他の都市も、ワクチンセ ンターの設置を希望しているがどのように対応するのか。) 国のワクチン接種率の平均値を下回っている自治体に連絡し、我々 が直接働きかけていく。国民保護高等委員会は、ワクチン接種率が 低いことを懸念している自治体に連絡を取り、地域に密着して、で きるだけ簡単で利用しやすいワクチン接種を行うことを目指してい る。
(11)(ワクチンを接種していない高齢者や接種率の低い自治体 、接種していない理由に関する研究はあるのか。)死角をなくすべ く、ターゲットを絞って取り組んでいる。言語の問題でワクチンを 接種できていない人がワクチン接種できるように、 移民労働者支援協会(ASTI)とも話をしたし、ホームレスの人 たちもワクチン接種キャンペーンで接種している。自治体に汚名を 着せることが目的ではなく、人々がワクチン接種できるようにする ことが目的である。自治体の名前を出してしまうと、ネガティブな 印象を与えてしまうことになりかねない。関係する自治体は、 特定の啓発キャンペーンを受ける予定である。
ルクセンブルク居住在留邦人の皆さま及びご旅行中の皆さまにおか れましては、今後も政府発表や報道、下記サイト等を通じて最新情 報の収集に努めてください。
■ルクセンブルク保健省(新型コロナウイルスに係る最新情報)
http://sante.public.lu/fr/prev ention/coronavirus-00/index. html
■在ルクセンブルク日本国大使館新型コロナウイルス関連情報サイ ト
https://www.lu.emb-japan.go.jp /itpr_ja/11_000001_00017.html
(ご連絡先)
在ルクセンブルク日本国大使館
TEL:(+352) 46 41 51-1
e-mail:consulate.embjapan@lx.m ofa.go.jp
URL:https://www.lu.emb-japan.g o.jp/itprtop_ja/index.html
●本年10月19日から12月18日までの施行予定となる改正新
●新しい「Covid Check」制度は11月1日から施行される。新制度では、その
●10月18日以降、接客業や屋内のレジャー活動において「Co
●政府の目標は、ルクセンブルクでのワクチン接種率を80~85
●2000人以下の集会は「Covid Check」制度を利用し開催することができる。
●今後、WHOが承認したワクチンによる第三国のワクチン証明書
1 新型コロナウイルス感染状況
(1)現在、ルクセンブルクの感染者数は安定している。昨年の同
(2)ワクチン接種キャンペーンにより、多くの国民がワクチンを
(3)今後、ワクチン未接種者が感染し、死亡者が出る可能性もあ
2 今後の措置
(1)ワクチンを接種したくない少数の人のために感染が拡大し、
(2)特にワクチン接種済みの人から、企業においても「Covi
(3)しかし、「Covid Check」によって誤った安心感が与えられるべきではない。そ
(4)「Covid Check」制度の対象年齢は6歳から12歳に引き上げられ、1
(5)2000人までの集会は「Covid Check」制度を利用し開催することができるが、2000人を
(6)第三国のワクチン接種証明書の認証に関し、ルクセンブルク
3 ワクチン戦略
(1)ルクセンブルク市内におけるヴィクトル・ユーゴーホールの
(2)改正新型コロナ法の施行は12月18日までを予定している
4 質疑応答
(1)(75歳以上を対象とする3回目のワクチン(ブースター接
(2)(ジョンソン&ジョンソンのワクチンを接種した人もブース
(3)(職場における「Covid Check」制度を遵守したくない人はどうなるのか。)どのよう
(4)(「Covid Check」制度は、いつから企業において実施できるのか。)改
(5)(認証された簡易抗原検査の提供範囲を拡大する予定はある
(6)(「Covid Check」制度をスポーツ分野にも導入する予定はあるか。)現
(7)(ワクチン接種が義務化され、二階級社会になるのではない
(8)(ワクチンの在庫はあるか。)使い切れないほどのワクチン
(9)(政府が目指すワクチン接種率はどのくらいか。)80%か
(10)(エッシュ(Esch)市やその他の都市も、ワクチンセ
(11)(ワクチンを接種していない高齢者や接種率の低い自治体
ルクセンブルク居住在留邦人の皆さま及びご旅行中の皆さまにおか
■ルクセンブルク保健省(新型コロナウイルスに係る最新情報)
http://sante.public.lu/fr/prev
■在ルクセンブルク日本国大使館新型コロナウイルス関連情報サイ
https://www.lu.emb-japan.go.jp
(ご連絡先)
在ルクセンブルク日本国大使館
TEL:(+352) 46 41 51-1
e-mail:consulate.embjapan@lx.m
URL:https://www.lu.emb-japan.g
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