【ドイツ】バーデン=ヴュルテンベルク州における制限措置の厳格化(警告段階への移行)

11月 04, 2021

ドイツ

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【管理人コメント】
ドイツにおける制限措置についての情報です。バーデン=ヴュルテンベルク州において2日連続で集中治療室使用者が250名を超えたため警戒レベルが「基本段階」から「警告段階」へ移行、伴い規制が強化されます。詳細は以下およびリンクにてご確認ください。

【以下引用】

バーデン=ヴュルテンベルク州における制限措置の厳格化(警告段階への移行)

在ミュンヘン日本国総領事館 muenche@mailmz.emb-japan.go.jp tricorn.net 経由

2021年11月3日 メールマガジン第768号

11月2日、バーデン=ヴュルテンベルク州では、2営業日連続で集中治療室使用者が250人を超えたため、「基本段階」から「警告段階」へ移行することとなり、それに伴う規則が発動されることとなります。これにともない、主催者又は事業者が、ワクチン接種者ないしは快復者(2G)のみの参加に限定した場合における、参加者のマスク着用義務の免除は停止されることととなります(2021年10月15日付領事メール第765号を参照)
適用は本日(11月3日)からであり、内容は以下のとおりです。

(注)
3G:ワクチン接種、快復者あるいはテスト陰性結果証明を提示できる者(PCR検査が必要な場合は特記される:検査から48時間以内)
2G:ワクチン接種あるいは快復者

1.接触制限
(1)クリスマス市(その場での消費用の食料品販売スタンド)では3Gルール。
(2)私的空間においては、1世帯+5人まで
ただし、ワクチン接種者および快復者、17歳以下、医療上の理由でワクチン接種ができない者は人数にカウントしない。同居していないカップルについては1世帯とカウントする。
(3)閉鎖空間における公的イベント(劇場、オペラ、コンサート、祭り、会社やクラブ等のイベント)は3G(テストはPCR検査に限られる)により参加可能。屋外においては3G(PCR検査に限定されない)。
(4)公的交通機関は特段の変更なし(マスク着用義務に注意)
(5)文化施設(ギャラリー、美術・博物館、図書館、公文書館、追悼記念施設)については、閉鎖空間においては3G(PCR検査限定)、屋外においては3G(PCR検査に限定されない)が適用される。
(6)宗教行事について、規定はないものの、衛生コンセプト、マスク着用義務がある。
(7)宿泊については3G(3日ごとにテスト)
(8)メッセ、展示、大型会議については、閉鎖空間については3G(PCR検査に限定)、屋外については3G(PCRに限定されない)
(9)飲食・エンターテインメント施設(レストラン、居酒屋、インビス、ゲームセンター等)および企業内食堂(外部の人間を対象とする場合)は、閉鎖空間では3G(PCRテストに限定)、屋外では3G(PCRテストに限定されない)。
(10)アミューズメント施設(アミューズメントパーク、スポーツ施設、プール、サウナ等)は閉鎖空間では3G(PCR検査に限定)、屋外では3G(PCR検査に限定されない)。
(11)身体的接触と伴うサービスは3G(PCR検査に限定されない)。
(12)観光用交通機関(船舶、ケーブルカー、バス等)については、閉鎖空間では3G(PCR検査限定)、屋外では3G(PCR検査に限定されず)。
(13)小売店においては特に規定はないものの、衛生コンセプトとマスク着用義務
(14)学校外教育(市民大学、音楽、芸術、青少年芸術学校等)については閉鎖空間では3G(PCR検査に限定)、屋外では3G(PCR検査に限定されず)。
(15)教育(職業訓練、自動車、飛行機、船舶、外国語、統合コース)においては3G(長期間に及ぶ場合には3日毎)
(16)スポーツについては、閉鎖空間では3G(PCR検査に限定)、屋外では3G(PCR検査に限定されない)

2.マスク着用義務の例外
(1)6歳未満の者
(2)健康上の理由等で着用が不可能であることが医者による証明書をもって示すことができる場合
(3)私的空間における私的な会合、私的な祝い事、飲食時の飲食店、企業食堂、学生食堂、カフェテリア、スポーツ時
(4)屋外で他人と1.5mの距離を継続的に十分に取ることができる場合

3.PCR検査義務および2Gルール制限の例外
(1)6歳未満の者
(2)8歳未満の者で就学していない者
(3)養護学校・施設等に所属する小学生(学校でのテストを実施
(4)18歳未満で通学していない者(陰性抗原検査結果が必要)
(5)医療上の理由によりワクチン接種ができない者(医者の証明および陰性抗原検査結果が必要)
(6)常設ワクチン委員会によるワクチン接種が薦められていない者(陰性抗原検査結果が必要)
(7)妊娠・授乳中の者(9月11日以降にワクチン接種奨励が出ている)については陰性抗原検査結果が必要)

【参考】
(1)第一段階(基本段階(Basisstufe)):警告段階及び警報段階の規定を超えない場合。
(2)第二段階(警告段階(Warnstufe)):過去7日間の10万人あたりの新型コロナウイルスによる入院患者数(「7日間入院指数」(7-Tage-Hospitalisierungsinzidenz))が5営業日連続で8.0以上となった場合、又は、新型コロナウイルスによる集中治療室使用者が2営業日連続で250人以上となった場合。
(3)第三段階(警報段階(Alarmstufe)):過去7日間の10万人あたりの新型コロナウイルスによる入院患者数(「7日間入院指数」(7-Tage-Hospitalisierungsinzidenz))が5営業日連続で12.0以上となった場合、又は、新型コロナウイルスによる集中治療室使用者が2営業日連続で390人以上となった場合。

※BW州政府プレスリリース
https://www.baden-wuerttemberg.de/de/service/presse/pressemitteilung/pid/landesgesundheitsamt-ruft-warnstufe-aus/
※メールマガジン第765号「バーデン=ヴュルテンベルク州における新たな緩和措置(2Gルールの適用による緩和)」
https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/765.html
※BW州における7日間入院指数及び新型コロナウイルス集中治療室使用者数(BW州政府)
https://sozialministerium.baden-wuerttemberg.de/de/gesundheit-pflege/gesundheitsschutz/infektionsschutz-hygiene/informationen-zu-coronavirus/lage-in-baden-wuerttemberg/

■新型コロナウイルスに関する最新情報(在ドイツ日本国大使館)
https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html
■新型コロナウイルス関連情報(在ミュンヘン日本国総領事館)
https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus_kanrenjouhou.html

このメールは、バイエルン州及びバーデン=ヴュルテンベルク州在留の在留届にて届けられたメールアドレス、旅レジ及び当館メールマガジンに登録されたメールアドレスに自動配信されています。

在ミュンヘン日本国総領事館
HP:https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
メール:ryoji@mu.mofa.go.jp
電話:089-4176040
FAX:089-4705710

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