【ルクセンブルク】「Covid Check」制度の更なる強化

12月 03, 2021

ルクセンブルク

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【管理人コメント】
ルクセンブルクにおける制限措置についての情報です。ルクセンブルク政府は「Covid Check」制度のさらなる強化について発表しました。詳細は以下およびリンクにてご確認ください。

【以下引用】

「Covid Check」制度の更なる強化

在ルクセンブルク日本国大使館 lu@mailmz.emb-japan.go.jp tricorn.net 経由

11月29日、ルクセンブルク政府は、ルクセンブルクの新型コロナウイルス感染状況、「Covid Check」制度の更なる強化等について政府会見を行いました。概要は以下のとおりです。

(概要)
●ルクセンブルクでは、オミクロン変異株の拡大を抑制するための予防措置を決定したが、この新たな変異株が当国及び世界に与える影響を判断するには時期尚早である。
●新型コロナウイルス感染者数は、ルクセンブルク及びヨーロッパ全土で増加しているが、当国は依然としてEU平均を下回っている
●ワクチン接種率を高め、新規感染を減少させ、ワクチンを接種していない人々を保護するため、「Covid Check」制度をより厳しくする。レストラン、文化・スポーツイベントなどの「レジャー」において「2Gシステム」を導入する。1月から職場に義務的な「3Gシステム」が導入される。労働組合と議論した上で、今週中には、本件に関する詳細と実施日を決定する予定である(注:2Gはワクチン接種証明と感染からの回復証明、3Gは2Gに加えて検査陰性証明を確認するシステム)
●新たな「Covid Checck」制度では、2Gと3Gの両方のイベントにおいて、身分証明書の提示が義務づけられる。
●PCR検査及び簡易抗原検査の有効時間が短縮される。PCR検査については72時間から48時間となり、抗原検査については48時間から24時間となる。

(会見内容)
1 新型コロナウイルス感染状況
(1)新たなオミクロン変異株が世界的に大きな懸念を引き起こしている。ルクセンブルクでは、オミクロン変異株の拡大を抑制するための予防措置を決定したが、この新たな変異株が当国及び世界に与える影響を判断するには時期尚早である。
(2)感染者数は、ルクセンブルク及びヨーロッパ全土で増加しているが、当国は依然としてEU平均を下回っている。これは、当国がこれまで基本的な衛生措置を全て解除しなかったことによるものである。
(3)現在、病院では、集中治療室に10~20人が入院しているが、この状況はいつ変化してもおかしくない。最悪の事態を避けるには、やはりワクチン接種が必要である。ワクチンを接種していない12歳以下の年齢層の発症率が最も高い一方、ブースターを接種した年齢層では、発症率が低くなっている。
(4)現在のワクチン接種率は、中長期的に病院の過重負担を避けるためには、まだ十分ではない。新型コロナの患者数の増加により、一部の手術ができなくなる可能性があることを懸念している。
(5)ワクチン接種済みの人に比べて、ワクチン未接種の人は感染する可能性が高く、さらに、重症化する可能性が高いと言われている。しかし、ワクチン接種だけでは対策は十分ではない。このことはデルタ株でも証明されているし、オミクロン株の脅威においても対策を維持する必要がある。国民を守ることと医療システムを守ることが重要である。

2 今後の対策
(1)我々はロックダウンすることは避けたいと考えている。可能な限り安全と自由を確保することが原則であり、本日、学校やレストランの閉鎖や特定の活動の中止について発表することはない。しかし、今後将来的に何らかの制限が課せられる可能性については否定できない。
(2)ワクチン接種率を高め、新規感染を減少させ、ワクチンを接種していない人々を保護するため、「Covid Check」制度をより厳しくする。レストラン、文化・スポーツイベントなどの「レジャー」において「2Gシステム」を導入する(注:ワクチン接種証明か回復証明の有無を確認するシステムで、検査による陰性証明は認められない)。これは、屋内外のレジャー活動にも適用される。2Gシステムを可能な限り早く実施するため、来週には国民議会にて承認され、発効される予定である。
(3)正確な実施日は労働組合と相談の上決定されるが、1月から職場に義務的な3Gシステム(注:現行の「Covid Check」システムと同様に、ワクチン接種証明、回復証明及び検査陰性証明を確認するシステム)が導入される。明日(11月30日)、労働組合との会議を行い、今週中には、本件に関する詳細と実施日を決定する予定である。
(4)また、新たな「Covid Checck」制度では、2Gと3Gの両方のイベントにおいて、警察の立会いなしに、その人の身元を管理することができるという点が変更点である。身分証明書の提示を拒否した場合、イベントや建物などへの入場を認められない。
(5)PCR検査や簡易抗原検査の有効時間は、隣国で実施されている対策に基づき、短縮される。PCR検査については72時間から48時間となり、抗原検査については48時間から24時間となる。これは、今週中に施行される予定である。
(6)学校において、教育大臣が発表したとおり、より多くの検査が実施される。病院においては、訪問者は、3Gの「Covid Check」に加えて、抗原検査を受けなければならない。
(7)可能な限りのテレワークが推奨される。公務員の場合、可能な在宅勤務日は3日から4日に増加する。
(8)デレス中間層大臣兼観光大臣の提案に基づき、中小企業に対する支援が拡大される。
(9)集会に関する規制は以下のとおり。
ア 10人まで:制限なし
イ 10~50人:2メートルの距離とマスク
ウ 50~200人:2メートルの距離、マスク、座席の割り当て
エ 200~2000人:2Gを義務化
オ 2000人以上:保健省の承認が必要

3 ワクチン政策
(1)現在、ワクチンのブースター接種は順調に実施されている。アストラゼネカ社製ワクチンを接種した人は、2回目の接種から4か月後からブースター接種が可能となるが、この対象人数は約45000人となる。ワクチン接種を行う際には、予約を取ることを推奨しているが、予約なしにワクチン接種センターに行くこともできる。
(2)政府は、ワクチン接種をできる限り身近なものにすることを目指している。ワクチン接種センターは週6日営業しており、近々、薬局での接種も可能となる予定である。
(3)先週、ワクチン接種率が全国平均を下回っていた12の自治体にワクチン接種チームが配備された。
(4)来週から始まる「ワクチン接種週間」では、全国各地の多くの人が集まる場所に移動チームが配備される。また、ルクセンブルク駅には常駐のワクチン接種所が置かれる。冬の間は、ショッピングセンターでもワクチン接種チームが配備される。
(5)また、専門家による会議を開催し、市民への情報提供とワクチン接種に関する議論を行う。感染の連鎖を断ち切るためにも、PCR検査は引き続き必要不可欠である。これは、現在のインフルエンザのシーズンでは特に重要である。簡易抗原検査は、他の手段に代わるものではないが、追加的なセキュリティとなる。今後、全世帯に簡易抗原検査を受けるためのバウチャーが配布される。

4 質疑応答
(1)(記者)2Gに関して、新たなアプリケーションが登場するのか。
(首相)「Covid Check」アプリで、「レジャー」(2G)と「仕事」(3G)のオプションが用意される。

(2)(記者)3Gの適用に従わない企業に対してどのような対策を考えているか。
(保健相)この措置は1月15日から実施される予定であるが、労働法に関わることなので、労働組合との交渉はまだ続いている。

(3)(記者)労働組合との合意が得られなかった場合も、この対策は実施されるのか。
(首相)合意が得られることを期待しているが、合意が得られなかった場合は、国の責任で必要な対策を実施することになる。

(4)(記者)アストラゼネカ製のワクチンのブースター接種までの期間が短くなるが、他の予防接種にも当てはまる可能性があるのか。
(保健相) アストラゼネカ製ワクチンは、ワクチンまでの期間が短くなっているので、「相互接種」を受けたすべての人は、4ヶ月の遅れを気にする必要はない。

(5)(記者)ブースターワクチンの有効期間如何。
(保健相)これについてはまだ決定していない。
(首相)これは欧州レベルの決定事項なので、異なるシステムを避けるためにも、加盟国の意見を待ちたいと思う。

(6)(記者)身分証明書の提示に応じない場合のリスクはあるのか。
(首相)警察以外によって身分証明書のコントロールが行われることは例外的なことである。身分証明書を提示しないことは、新しいルールではルール違反になる。
(保健相)主催者は、偽造された「Covid Check」を受けた人が自分の施設にいないことを確認する必要がある。

(7)(記者)子どもへのワクチン接種について、意見が出るのはいつ頃になるのか。
(保健相)感染症高等評議会(CSMI)によって12月中旬頃に意見が出ると思う。
(首相)子どもたちへのワクチン接種を実施するのに十分な量のワクチンがある。

(8)(記者)ワクチン接種の義務化についてはどう思うか。
(保健相)ワクチン接種の義務化は別の国で取られた措置で、当国では導入する必要がないことを願っているが、排除することはできない。セクターごとのワクチン接種義務については別の議論となるが、現在の対策ではその必要はないと考えている。ワクチン接種の義務化は解決策ではなく、人々をさらに分裂させることになる。
(首相)これは倫理的に非常に難しい問題である。我々は、一人でも多くの人がワクチンを接種できるよう、新たな対策を講じようとしている。

(9)(記者)現行の新型コロナ法の期限は12月18日であるが、現状に鑑みると少し遅すぎないか。
(首相)緊急性の高い対策は早めに実施するが、集中治療室に10人しかいない状態でロックダウンを行うこともできない。ただし、病院に過剰な負担をかけるべきではないし、必要なときに決断を下す準備もできている。

(10)(記者)イベントに関して、2Gシステムにおいてはマスク着用の義務はないのか。
(保健相)2Gシステム下では、マスク着用の義務はないが、個人的な対策として推奨している。

(11)(記者)「Covid Check」制度で実施されているイベントにおいて、既にクラスターは発生しているのか。
(保健相)感染者は出ているが、大きなクラスターはない。我々は、「Covid Check」がプライベートな場ではそれほど厳密に管理されていないのではないかと考えており、「Covid Check」のイベントでも感染の可能性があると考えている。

(12)(記者)医療機関において、従業員がワクチン接種を受けたかどうか、検査を受けたかどうか、治療を受けたかどうかを通知する義務を課すことを想定しているか。
(首相)実は言い忘れていたのであるが、新たな新型コロナ法には、雇用主が従業員に対してワクチン接種または検査状況について尋ねることができるようになることが盛り込まれる予定である。

(13)(記者)ワクチンの在庫は十分にあるのか。
(首相)12月には十分な量になる。そのためにも、予約を取ってすべてのワクチンが揃っているかどうかを確認することが重要である。モデルナとファイザーのワクチンは十分にある。

(14)(記者)ワクチン接種キャンペーンで、社会的に疎外されているコミュニティに十分に情報を伝達できないリスクはあるか。
(保健相)より多くの人が集まるレジャー施設等をターゲットにするようにしているが、届かない「死角」が常にあることも承知しており、最善を尽くしている。

(15)(記者)病院の状況がより深刻と判断されるのは、どの時点か。
(保健相)我々の指標に変更はなく、ベッドの占有率である。

(16)(記者)テレワークの義務化を実施する予定はあるか。
(首相)それができない状況があることは承知している。また、国境を越えて働く人々にとっては、行政上の理由でより複雑になる可能性があることも承知しているが、可能な限り推奨することに変わりはない。

(17)(記者)今回の新しい施策について、労働組合の意見が一致しないことはあるか。
(首相)我々は、新たな対策について労働組合と議論するつもりである。それが我々の政治的責任である。

(18)(記者)2G対策に対する人々の反応をどのように予想しているか。
(首相)2Gと3Gについては誰も満足していないことは承知しているが、公衆衛生を守るためには必要なことである。人々はこの措置に反対する権利を持っているが、私はこのような人々が集中治療室に入ってしまうことを望んでいない。私は、医療関係者から、集中治療室で苦しむ人々の様子はひどいものだと聞いている。私は、幸運にも集中治療室に入らずに済んだが、新型コロナウイルスに罹って苦しんだ人は、ワクチン反対デモに参加していないであろう。

(19)(記者)レストランの従業員は、2Gと3Gのどちらを遵守する必要があるのか。
(首相)仕事に関することなので、3Gを遵守する必要がある。


ルクセンブルク在留邦人の皆さま及びご旅行中の皆さまにおかれましては、今後も政府発表や報道、下記サイト等を通じて最新情報の収集に努めてください。

■ルクセンブルク保健省(新型コロナウイルスに係る最新情報)
http://sante.public.lu/fr/prevention/coronavirus-00/index.html

■在ルクセンブルク日本国大使館新型コロナウイルス関連情報サイ
https://www.lu.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00017.html

(ご連絡先)
 在ルクセンブルク日本国大使館
TEL:(+352) 46 41 51-1
e-mail:consulate.embjapan@lx.mofa.go.jp
URL:https://www.lu.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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